【地盤伸縮計による地盤災害の監視】
東日本大地震による被災を受けた高根沢町上柏崎地区及び平和台地区では、地盤伸縮計による地すべりや崩壊の監視を行っています。
【地盤伸縮計による監視の目的】
地盤伸縮計を用いた地盤災害の監視は、長く続く余震の影響や、梅雨や台風などの集中的な降雨や最近全国規模で頻発するゲリラ豪雨によって、これらの被災した地域が再度すべり落ちたり、崩壊したりする危険性があるためです。したがって、地盤伸縮計を用いて速やかに地盤の動きを察知して、住宅に隣接する斜面の危険性についての情報提供を行い、避難の一助となるようなシステムを構築しました。
【地盤伸縮計による観測データの見方】
◆観測ホームページのトップページからIDとパスワードを入力すると、上柏崎地区と平和台地区のボタンが表示されます、どちらか一方を選択してください。
◆下記に示すような観測グラフが表示されます。
・縦軸が「時間移動量(mm/時)」,横軸が日時です。
・グラフの右に行くほどデータは新しくなり,一番右側 が最新データです。
・監視装置1基につき1本の線が描かれます。
・どれか1本の線でも+4[mm/時]より大きくなる,もしく は-4[mm/時]より小さくなると危険です。
・不定期に動作確認のための試験を行うことがありますが、このHPの「お知らせ」及び事前にお知らせいただいているアドレスに確認試験の実施についてメールにてお知らせいたしますのでご確認ください。
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